不安のプログラム
不安のプログラムとは
今から700万年前~7500年前までの間
長い長い、原始人の生活の中での不安とは?
危険を察知せよ!
危険に近づくな!
生命の危機に発動するプログラムなのです。
外的な危険や脅威がある場合
自分の対応能力が低下している場合
守ってくれる仲間から孤立している場合
外的な危機や脅威に対する不安は
敵がどこに潜んでいるか?
いつ襲ってくるか?
どちらかというと分かりやすいですね。
自分の対応能力が低下は
生きていくための、食料確保ができなくなるという
危機感を刺激します。
守ってくれる仲間から孤立していると感じてしまうと
原始人は群れで生活して
集団で狩りをして食料を調達していましたから
孤立=生命の危機なのです。
不安になると
最悪のケースを想像して
シミュレーションをぐるぐるします。
用心深く考えることができた原始人が生き残ることができたのです。
眠らないようにするプログラムも働きます。
近くにいる外敵から襲われる
暗闇に紛れて襲ってくるかもしれない
夜こそ危険。
寝ている場合ではない。
そして
死なないためには
何か行動を起こせ!対策をとれ!
…という割に
何をやればいいのか具体的には分からない
でも、気持ちと身体が落ち着かない。
眠らせない。
忘れさせない。
考えさせる。
かなり消耗するプログラムなのです。