大坂なおみ選手の感情オフ(ケア)

大坂なおみ選手
全豪優勝すごかったですね💕

手に汗握って応援していました。

お祝いのニュースとかインタビューとか
メディアでも話題ですが
その中に感情オフ、
試合中のメンタル立て直しについての報道もよく見かけますので
ワタシも、感情のケアの視点から考察してみようと思います。
とは思っても…どこから書こう😅

ワタシは、大坂なおみ選手の
感情を整えるプロセスが凄いなぁ~とシビレてしまったのですが

なにが凄いって

①自分の感情が揺らいだ理由を明確に掴んでいる。
②その場から離れる。(トイレットタイム)
③感情の揺らいだ理由に対して効果的なロジックを使っている。
④この3つのプロセスが、がっちりハマっている。

この4つだと思うのです。

トイレットタイムで気持ちを切り替えたところは、まず、すごいですよね。
皆さん、ここに注目されると思うのですが

トイレットタイムで
「自分は世界一の選手と戦っている」
「もっと謙虚にならなければ」
「戦い続ける」
そうやって、気持ちの切り替えをしたと
大坂なおみ選手ご自身が仰っていました。

では、皆このような気持ちにになれればいいのでしょうか?

実は、そうではないのです。
感情が揺らぐ理由は人それぞれですので
同じような局面で、大坂選手がやっていたからと念じてみても効果を得られる人とそうでない人とバラつきがあると思います。

何によって感情が揺らいでパフォーマンスが崩れたかを
明確に掴んでいないと効果はありません。

大坂選手の素晴らしさは
ここを、明確に掴んでいるところなのです!!

感情の高ぶりはゼロにはできませんから
自分には、どんな時にどんな感情が湧くか
瞬間瞬間に的確に掴む。
掴んでいるから
それを、オフにできるのですね。

昔、水泳の北島康介選手が
タイムを縮めるために
ゴールタッチがゴールではなく
ゴールタッチした後にタイムボードを確認するまでがレースとしたところ
タイム更新ができるようになったと聞いたことがあります。

勝つことや、ゴールが見えた時の気持ちの整え方って
勝つためには欠かせないと思うのですが

今回の大坂なおみ選手の場合
勝ちがみえた時『終わり』に囚われ
そこを、戦い続けると切り替えた。

相手に対しての油断を
相手は世界一の選手、謙虚にならなければ。と切り替えた。

例えば…
勝ちがみえた時『終わり』に囚われたのを
まだ、1時間は戦える。の方がしっくりくる人もいるわけです。

相手に対しては
謙虚になるよりも
自分の方が強いと思えた方がチカラになる人もいるわけです。

感情が高ぶったり、揺らいだりしていると
思考も偏るので、ロジックは入らないですから
一度どこかで、身体の感覚のリフレッシュも必要です。
そこはあまり注目されていませんがとても重要なプロセスなので
大坂選手も無意識でやっていると思います。

その方法は、『さげる』ツールとして
感情のケアプログラムでもたくさんご紹介しています。

そして、その場から一度離れる。

感情は、注目や固執させる機能があるので
その場に居ながら、同じ環境で感情だけを落ち着かせるのは至難のワザ
まず、一旦離れる。これ、もの凄く重要なんです。

この時、アタマからタオルを被って
視界も遮っているので、コートを離れる瞬間から切り替えが効果的に始まっていますね。

意識的なこと、無意識でやった部分
全てのプロセスが素晴らしいですね。

大坂なおみ選手のように
感情をオフにしたいと思ったら

感情に対して的確なロジックでなければ効果は得られませんから

まずは、自分を知る!

そして、冷静になる(身体からが有効です)

その場から一旦離れる。

感情をケアする。
(自分にとってモチベーションを維持する方向へ切り替える)

どれかひとつだけでもダメですし
どれかひとつ欠けても叶わないですね。

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