自己紹介
はじめまして。
感情のケアプログラムインストラクター
カウンセラーの小林あこです。
自己紹介もかねて、ワタシの生きてきた道に
少しだけお付き合いください。
自分には何もできない。刷り込みの幼少期
子どもの頃から自分に自信がありませんでした。
理由は色々あります…
本気で出来が悪かったのと
誕生日が3月で、周りの成長とは遅れていたこと
3歳上の兄がいて、比較しては自分には到底無理と
(今思えば当たり前ですが…)
そして、一番は
子どもの無力感に
塩を擦り込むような
母親の言葉でした。
常に、あんたは何もできないから。
どうせ、無理なんだから大人しくしていなさい。
分不相応なことは望まない方がいい。
あの子は優秀だけど…
あんたは、なんの役にも立たない。
勉強もダメ、運動もダメ
良いとこナシ
笑っては、下品
怒れば、怒られる
泣いては我慢しなさい
感情もないことにされて
小さいながらも
早々に諦めることを刷り込んで
それが自分だと思っていました。
自分にはできることはない。
自分は何の役にも立たない。
そんな風に思っていて
それが自分だと思っていました。
社会に出て、会社に入って
そこで関わった多くの人から母親がワタシを思っているように
あんたは、何もできない。
社会に出て出逢った人に
そう思われるのが怖かったんです。
多くの人といつも関わらなければならない
そんなことは、怖くてとてもできませんでした。
人と深くかかわると、何もできないことがバレてしまいます。
人と関わる期間が長いと、何もできないことがバレてしまいます。
本音は、何もできないから何もしたくない…。
自分ができることを、知ろうともしないで生きていました。
コミュニケーションは無理してしなくても許された世界
そんな、他人に責められるかもしれない怖さから
消去法のように選んだお仕事が
漫画家さんのアシスタントでした。
絵を描くのは好きだった。
たまたま、友だちのお姉さんが
仕事先として、漫画の先生を紹介してくれたんです。
漫画のアシスタントのお仕事は
締め切り前に、4人~5人ぐらいで
3日~1週間、10日間ほど集まって
集中的に仕事して、終わったら解散!
短期間なら、ワタシでも何とか取り繕える!
私が、常に行っていた仕事場は
メンバーも気心が知れて平和な環境でしたが
少し、気に入らなかったり
話が合わない時は
手元の作業に集中していれば
(集中しているフリしていれば)
コミュニケーションを無理にとらなくても
許されていたんです!!
子どもの頃と
漫画家アシスタント生活18年ほどをあわせた期間
なんと私は
コミュニケーション能力を伸ばすことを
捨ててきてしまったのです…。
運命の波にのまれた方向転換
漫画家アシスタントをしていたある日
自分が病気だと気がつきました。
特に人生に目的もなく
仕事って、楽しい!
そんな風に思ったことがなかったんです。
好きな仕事ができていいね。
思うように生きてていいね。
自由でいいね。
傍からは、そう見られても
私の中には、遣り甲斐や充実感は一切なくて
夢も目標もなかったから
憧れる人もいない
自分が誰かに憧れていいなんて
思ってもいませんでした。
バーンッ!とカッコいい背景を
さっさと描ける人のことを
いいなぁ、すごいなぁと思っていましたが
自分がそうなれるとは
イチミリも思っていなくて
ちまちまとした絵を描いたり
仕上げをしたりするのが
ワタシにできた唯一のことでした。
何もできないと刷り込まれていたので
向上心もなくて成長できると思っていなくて
上手くなれるなんて
アタマの片隅にもなかったんです。
そんな日々でしたから
病気なら病気で
それもいいかなぁ…という気持ちでした。
喪失…喪失…喪失…。
そのままでいいはずだったのに
結局、がんの治療をすることになって
治療が終わってみれば
本当に、体力がなくなっていました。
駅まで歩くのも、ひーひーで
ひと月の稼働できるのは1日がやっと
何もできない感MAXでした。
体力がなくて、泊まり込みの仕事はとてもできない。
いままでやっていた仕事ができなくなった。
同じ時期に父親の末期がんもみつかり
亡くなってしまいました。
お世話になっていた漫画家の先生も
亡くなってしまいました。
家族を失い…
仕事をする体力を失い…
仕事場も失い…
副作用で様々な身体の機能も失い…
それほど良いものではありませんでしたが
がんの前からの延長線上の未来はもうないんだ。
なにか違うことをして
生きていかなきゃならないんだな…。
結局また、生きづらい日々です。
苦悩と脱皮を繰り返す日々
何をしたらいいかわからないから
見た目から社会に合わせようとしました。
社会人らしく、メイクを学んでみよう。
そこで、メイクセラピーという手法に出会います。
メイクセラピーって
まず、なりたい自分像をお話ししていただくんです。
ここで、本音を語ってもらえないと
その後のメイクで表現するなりたい自分が
なんか違う…となってしまう
コミュニケーションを捨てて生きてきたワタシが
コミュニケーションの壁に、どーんとぶち当たった…
それを見ていた、メイクセラピーの仲間が
産業カウンセラー協会の存在を教えてくれて
コミュニケーションの基礎
お話しを聴くスキルを学ぶことができました。
産業カウンセラー協会には
私でも知っているような会社の人事の方や
利用したことがある会社の人事の方
私からすると
社会の王道を歩んできたような方々ばかりで
カウンセリングって、大人しくかしこまってお話を聴くんだって
勝手に思い込んでしまったんですね。
人のお話しを聴かせていただくんだから
何もできない、何の役にも立たないワタシだから
せめて真面目に聴かせていただく。
真面目にしているけど、自信はなかったから
どうしても表情は強張って
身体もカチコチに固まってしまっていました。
そんな状態なので
お客様のリアクションも悪くて…
カウンセリングすればするほど自信を失っていました。
自分の感情を整えて、幸せなカウンセラーに
そんなワタシが、1つのことを意識しただけで
お客様の反応が劇的に変わったんです。
カウンセリングスキルは全く同じなのに
「すごく聴いてもらえました」って言ってもらって
逆にこっちが驚いたぐらい…。
やってくれるのかわからなかった
アドバイスや提案も、やります。と言ってくれて
やってどうだったか、感想や結果報告をくださる方まで…。
継続でカウンセリングができたり
指名でご予約をいただいたり
カウンセリングを通じて
自分自身のこころの成長もあり
幼少期に抑えつけて、なかったことにしていた感情
抑えつけたきたのに、抑えきれなくて爆発していた怒り
人ってこうなっているんだよ。
感情は当たり前にあるものだし
苦しみや恐れも自然なこと
基本的な生き物としての人間と
その上にのる、ひとりひとりの個性と
色々なことに理解が進むと
漠然とした人への怖さは薄くなっていきました。
いまだに苦手なことはたくさんあるけれど…
人見知りで人が怖いワタシが
少しずつ世界を広げています。
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人生うまくいくと思っていたのに
上手くいかない感じがしたら
お手伝いさせていただければ幸いです。
一緒に考えさせてください。
最後まで、お読みいただき有り難うございました!